✅ 第112回 婚活×問題解決シリーズ⑫「価値観の違いをどう受け入れ、乗り越えるかの具体策」

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

婚活でよくある悩みのひとつが、「価値観の違い」です。
例えば、金銭感覚、家族との関わり方、休日の過ごし方など、会話の中でふとした違いに気づくことがあります。
この違いをどう受け止めるか。無理に合わせるのか、それとも妥協すべきでないのか。
今回は、価値観の違いに向き合うための考え方と具体策をお伝えします。


■ 問題の整理:「違い」=「不一致」ではない
まず最初に大切なのは、「価値観の違いがある=合わない」ではない、ということです。
ビジネスでも、背景の違う人同士が同じ目標に向かってプロジェクトを進めることは日常茶飯事。
そのときに重要なのは、「違いを認識したうえで、どこに共通点を見出せるか」です。

婚活も同じです。価値観の違いを“ズレ”と感じるのではなく、
「この人はどうしてそう考えるんだろう?」と理解を深めようとする姿勢が、関係の質を変えていきます。


■ 具体策①:「お互いの前提」を確認する会話を
たとえば金銭感覚の違い。
「えっ、そこにそんなにお金をかけるの?」と思っても、それは単なる“育った環境の違い”かもしれません。
感情的にならず、

  • どういう考えでその選択をしているのか
  • 何に価値を感じているのか
    を一度聞いてみましょう。

ここでもビジネスと同じく、“背景情報を確認する”ことがポイントです。
プレゼンの説得力は、事前のヒアリング次第と言われるように、婚活でも相手の価値観を知ることで本質が見えてきます。


■ 具体策②:「ズレを埋める」のではなく「認め合う」発想へ
価値観の“完全一致”を求めると、ほとんどの人とご縁がなくなってしまいます。
むしろ、“ズレ”を前提に、「どこまで許容できるか」「どこを工夫すれば生活できるか」を考える方が、現実的です。

たとえば、休日の過ごし方にズレがあるなら、

  • 週末のうち1日は一緒に過ごす日
  • もう1日はお互いの自由時間にする
    というふうに、実践的な“ルール”を持つことで無理なく続けられる関係が生まれます。

■ カウンセラーの役割:冷静な視点と選択肢の提案
アイマット・マリッジでは、

  • どの価値観が“すり合わせ可能”か
  • どこが“本質的にズレている”のか
    を一緒に整理するサポートを行っています。

ときには、「それはあなたの理想に反しているかもしれませんね」と、はっきり申し上げることもあります。
ただし、それは否定ではなく、“本気で寄り添っているからこそ言う”アドバイスです。
この「率直さと伴走力」が、私たちの強みです。


■ まとめ
価値観の違いは、乗り越えるものではなく、理解し合うための入り口です。
本質を見極め、すり合わせ可能な点とそうでない点を整理することで、自分に合ったパートナーとの関係が築けます。
困ったときは、どうぞ私たちに相談してください。一緒に問題を整理し、進むべき道を考えていきましょう。

次回(第113回)は、
「会話が続かない原因とコミュニケーション改善法」 をお届けします。
どうぞお楽しみに。


アイマット・マリッジ 代表 鈴木