おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。
お見合い後に「今回はご縁がなかったようです」とフィードバックを受けたとき、落ち込んで終わってしまう方も少なくありません。
しかし、お見合い後のフィードバックには、婚活を前進させる大きなヒントが詰まっています。
ビジネスの世界では、プレゼンや営業活動の振り返りを行い、「次にどう活かすか」を必ず検討しますよね。婚活も同じ。今回は、お見合い後のフィードバックをどう受け止め、次の成功につなげるかのステップを整理してお伝えします。
■ ステップ①:感情と事実を分けて受け取る
まず大切なのは、感情と事実を分けてフィードバックを見る視点です。
「感じが悪かった」「会話がかみ合わなかった」などのコメントに対し、「自分はダメなんだ」と全否定せず、事実として冷静に受け止めることが第一歩です。
ビジネスで言えば、「商談で断られた=商品が完全に否定された」とは限らず、提案のタイミングやニーズのズレだったということも多い。それと同じです。
■ ステップ②:具体的な改善点を抽出する
フィードバックから、「どこをどう改善すれば次につながるか」を明確にしましょう。
たとえば:
- 「表情が硬かった」→ 鏡の前で笑顔の練習、話す前に呼吸を整える習慣
- 「会話が一方通行だった」→ 相手の話に質問を返す練習
- 「清潔感に不安」→ 美容室でスタイルの相談、服装のチェック
抽象的な言葉に終わらせず、“行動に移せる一手”に落とし込むことがポイントです。
■ ステップ③:第三者の視点を活用する
自分だけでフィードバックを消化しきれないときは、信頼できる相談所スタッフに客観的な視点を求めることが有効です。
私たちアイマット・マリッジでは、お見合い後の振り返りを丁寧に行い、「何を変えるともっと魅力が伝わるか」を一緒に検討します。
本人では気づけないクセや表現の仕方も、第三者だからこそ見えるものがあります。
■ ステップ④:「改善点は伸びしろ」と捉える
フィードバックがあるということは、変化できる“伸びしろ”があるというサインです。
婚活は一回ごとの勝負ではなく、出会いを重ねて自分を磨きながら、理想に近づいていくプロセスです。
ビジネスでPDCA(計画→実行→振り返り→改善)が成功の鍵であるように、婚活でも「PDCFA(フィードバック)」が結果につながります。
■ まとめ:フィードバックを「終わり」ではなく「始まり」に
お見合い後のフィードバックは、落ち込むための材料ではなく、次に活かすための貴重な資料です。
- 感情と切り分けて受け取る
- 具体的に改善点を抽出する
- 客観的な視点で振り返る
- 自分の伸びしろとして捉える
これを習慣にすることで、一歩一歩、自分の理想のパートナー像に近づいていけます。
次回(第118回)は、
「自己PRが苦手な人へ〜自信を持つためのポイント〜」をお届けします。
どうぞお楽しみに。
アイマット・マリッジ 代表 鈴木