✅ 第128回 婚活×受容シリーズ①「相手の過去を受け入れるための考え方」

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

婚活において「相手の過去」をどこまで受け入れるか――これは多くの方が一度は向き合うテーマです。
離婚歴、恋愛経験、家庭環境、あるいは過去の仕事や病歴など…。
プロフィールだけでは伝わらない“人生の履歴”に触れたとき、どう捉えるべきか迷うのは当然のことです。

今日は、ビジネスの価値観も交えて、相手の過去を受け入れるための具体的な考え方をお伝えします。


■ 事実確認:過去は変えられない。大切なのは「今」と「これから」

まず確認しておきたいのは、誰にでも過去はあるということ。
それは婚活に限らず、ビジネスの場でも同様です。

たとえば、ある社員が過去にプロジェクトで失敗した経験があるとします。
その人を評価する際、「その失敗から何を学び、今どう変わっているか」が大切になりますよね。
過去そのものよりも、過去との向き合い方こそが、その人の価値を決めます。

婚活でも同じです。
大切なのは「過去に何があったか」よりも、その人が今どう在ろうとしているかです。


■ 問題点の明確化:「過去」が気になる理由を整理する

相手の過去に不安を感じるとき、そこには以下のような背景があることが多いです。

  • 自分と価値観が合うかどうかの不安
  • 同じ過ちを繰り返すのではという懸念
  • 自分が理解・共感できるかどうかの迷い

こうした気持ちは自然なものです。
まずは、何に引っかかっているのかを明確にすることで、自分の感じ方が整理されます。


■ 対策①:相手の言葉と姿勢をしっかり見極める

相手の過去について話を聞いたときに注目すべきは、**「事実」よりも「その語り方」**です。

  • 自分の過去をどう説明しているか
  • 反省や学びの姿勢があるか
  • それをどう乗り越えてきたか

この部分に「誠実さ」や「前向きさ」がにじんでいるなら、信頼の対象になります。

ビジネスでも、失敗を隠さずに語る人は、かえって信頼されることがありますよね。


■ 対策②:自分の中の“受け入れられるライン”を持っておく

受け入れには限界もあります。
たとえば、自分にとって絶対に譲れない価値観や、将来設計に大きく影響する部分などは、慎重に考える必要があります。

ただし、「全てを許すか、全てを拒否するか」ではなく、グレーゾーンを持つことが大切です。
お互いに歩み寄れる部分がないか、時間をかけて見極めていく姿勢も必要です。


■ アイマット・マリッジのサポート

当相談所では、交際の中で出てきた不安や葛藤についても、丁寧にカウンセリングを行っています。
相手にどう聞けばいいのか、自分の気持ちをどう整理するかなど、一人では難しい部分を一緒に考えていきます。

感情に振り回されず、冷静に、でも柔軟に受け止められるよう、**“心の交通整理”**をお手伝いしています。


■ まとめ

過去を完全に受け入れる必要はありません。
大切なのは、その人がどんな姿勢で“今”を生きているか。
そして、あなた自身がどんな関係を築きたいと思っているかです。

「過去」より「今と未来」を大切にする婚活を、私たちは全力で応援しています。


次回(第129回)は、
**「友人・家族の意見と自分の気持ちの折り合いのつけ方」**をお届けします。
どうぞお楽しみに!


アイマット・マリッジ 代表 鈴木