✅ 第135回 スタッフの婚活実話シリーズ⑤

「山形の人へお見合いを申し込み、仙台で待ち合わせ」

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

今回は、スタッフAさん(※仮名)が「自らお見合いを申し込んだ」ある一件をご紹介します。
転職や人生の転機をきっかけに、新たな出会いを求めて動いたとき、どんなご縁が待っていたのか。
遠距離婚活のリアルなドラマをお届けします。


「どうせ転職するなら、場所も変えてみようか」

当時、Aさんは家庭の事情もあり、生活のリズムを大きく見直そうとしていました。
「どうせ転職するなら、関東から離れてもいいのでは?」
そんな気持ちから、山形在住の女性へお見合いの申し込みをすることに。

カウンセラーに相談したところ、
「自分の幸せを掴めると思えるなら、申し込んでみましょう」と背中を押され、思い切ってアクションを起こしました。

その結果、なんとお見合い成立。
ちょうどお相手の女性が仙台で仕事の予定があるということで、仙台でお会いすることに。


仙台で感じた“運命”の気配

お見合いは、仙台駅近くの落ち着いたカフェで行われました。
初対面の印象は、「とても上品で、落ち着いた女性」。
約1時間半、ゆっくりと会話を重ねる中で、彼女が山形の名家に生まれたことや、地元に強く根付いた人生を歩んでいることを聞きました。

Aさんは、彼女の話を聞きながら、
「これは何か“運命”のようなものかもしれない」と感じたといいます。

帰りの新幹線の中で、Aさんの頭にはもう「仮交際に進もう」という決意がありました。


仮交際から真剣交際へ――本気の気持ちで動いた日々

その後もLINEでやり取りを重ね、彼女が関東方面に出張に来るタイミングに合わせて再会。
「忙しい合間でも、時間を作って会おう」と、二人で工夫しながら距離を縮めていきました。

彼女は医師という職業柄、出張や夜勤が多く、スケジュール調整が難しい中でも、前向きに応じてくれました。

そんな姿にAさんも心を動かされ、カウンセラーに本交際を申し出ることに。
お相手の相談所からも「前向きに進めたい」という返答があり、本格的な交際が始まりました。


壁となったのは、“時間”と“ペース”の違い

真剣交際に進んだとはいえ、やはり「遠距離」のハードルは大きなものでした。
頻繁には会えず、連絡も取りづらい。

Aさんはせっかちな性格のため、
「気持ちはあっても、このペースがいつまで続くのか…」と、少しずつ不安を感じ始めました。

実は、お相手のお母様にも紹介していただけるという話が進んでいた段階でした。
それでもAさんは、自分の中で整理をした結果、「このペースのままではお互いに無理が出てしまう」と判断。

最終的には、カウンセラーに相談のうえ、真剣交際を終了する決断を下しました。

後日、彼女から「とても残念です」と丁寧なメッセージが届き、
Aさんは改めて「本当にいい方だった」と振り返ります。


タイミングとペースも、大切な“相性”のひとつ

この経験からAさんが学んだのは、
「気持ちが合っていても、生活のペースが合わないことがある」ということ。

結婚においては、価値観や人柄の相性だけでなく、
**「タイミング」「連絡頻度」「物理的な距離」**など、現実的な要素も重要な判断材料になります。

Aさんはこう語っています。

「(Aさんが)もう少し我慢をしていれば、あの方と結婚していた可能性は高かったと思います。
ただ、焦りや迷いの中で決めるより、納得して新たな道を選んだ今の自分に後悔はありません」


まとめ:どんな出会いも、次への糧になる

このエピソードから伝えたいのは、
「出会いが実らなくても、それが“失敗”ではない」ということ。

どんな出会いも、次の一歩につながる「経験」として自分の中に蓄積されます。
本気で向き合ったからこそ、自分の本音や限界に気づける。
それが、次のご縁への大きなヒントになるのです。


もし今、遠距離の方と交際をしている方、
または「このまま進んでいいのか不安」という方がいれば、
ぜひ一度、カウンセラーに相談してみてください。

信頼できる相談相手がいることは、婚活における最大の安心材料です。

私たちアイマット・マリッジも、そうした“気持ちの整理”の時間を大切にしながら、
あなたのペースに寄り添ってサポートしてまいります。


次回(第136回)は、
「横浜のタワーマンションに住む、独立した優雅な女性」とのお見合い体験をご紹介します。


アイマット・マリッジ 代表 鈴木