✅ 第81回 婚活サポートの裏側シリーズ①プロフィール作成の“裏”にあるもの

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

結婚相談所で活動を始める際、最初に取り組むのがプロフィール作成です。

「年齢・職業・趣味・性格」など、基本情報を記載するものですが、
実はこのプロフィールには、私たちカウンセラーの**“裏側の努力”**が詰まっています。

今回は、その見えない部分を少しご紹介します。


スペックではなく、“らしさ”を伝える工夫

プロフィールで最も重視しているのは、
「どれだけ条件が整っているか」ではなく、
その方の人柄や温かさ、誠実さが伝わるかという点です。

たとえば、同じ「会社員」という職業でも――

  • 「数字と向き合う仕事をしながらも、休日は近所の公園でのんびりする時間が好きな方です」
  • 「忙しい日々のなかでも、仕事仲間や後輩からの信頼が厚く、人とのつながりを大切にされる方です」

というように、背景や価値観が伝わる文章にしていきます。

ビジネスで言えば、「履歴書」ではなく「自己紹介プレゼン」に近いもの。
単なる事実ではなく、「あなたと話してみたい」と思ってもらえる文章を目指します。


丁寧なヒアリングから“本当の魅力”を掘り出す

最初からご自身でうまく書ける方は多くありません。
ですから、私たちは必ず直接お話をうかがいながら作成していきます。

「それ、すごく素敵なエピソードですね!」
「その考え方、ぜひ載せましょう」
「そこに共感してくれる方が、きっと現れますよ」

そんな会話を重ねながら、言葉にしていく作業です。

表面的な肩書きではなく、
らしさ”や“人柄”に光を当てることが、出会いのきっかけを生み出すと私たちは考えています。


ビジネスにも通じる“第一印象”の準備

たとえば、転職活動での「職務経歴書」も同じですよね。

  • スキルや実績を“どう伝えるか”で、面接官の受け取り方が変わる
  • 事実は同じでも、言葉の選び方次第で印象が変わる

婚活プロフィールも、まさにその「言葉の選び方」に私たちは力を注いでいます。


最後は「自分らしさ」に自信を持ってもらえるように

プロフィールの仕上げでは、
「自分がこんな風に紹介されているのを読んで、少し照れました」
「実は、こんなふうに自分を見てもらったことがなかったんです」

そんなふうにおっしゃる方もいらっしゃいます。

誰かに言ってもらうことで、“自分の良さ”を再認識する――
それもまた、婚活の第一歩として大切なことだと感じています。


次回は、
**「写真1枚にかける情熱 〜第一印象の力〜」**をお届けします。

「写真なんてただの形式でしょ?」と思った方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。


アイマット・マリッジ 代表 鈴木