「理想のパートナー像を見つけるための自己理解」
おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。
仕事でも婚活でも、“相手”との関係を築くうえで大切なのは、実は「自分をどれだけ理解できているか」ということ。
ビジネスの世界では、自分の強みやスタイルを理解することで適切な役割を担い、周囲との連携もスムーズになります。
婚活もそれとまったく同じです。
「どんな人と合うか」を考える前に、「自分がどんな人間か」を見つめることが、理想のパートナーと出会う第一歩になります。
■ ビジネスにおける“自己理解”の役割
たとえば、ある会社の営業担当が、自分は「人とじっくり信頼関係を築くタイプ」だと自覚していれば、スピード勝負の新規開拓営業よりも、既存顧客との深耕営業の方が向いていると判断できます。
その結果、力を発揮しやすくなり、評価も上がります。
同様に、「新しいことを次々にやるより、同じ業務を丁寧に積み重ねたい」と感じる人なら、職種や働き方もそれに沿った選択をした方が、長期的に満足度が高まります。
この“自己理解”がないままに職場を選んでしまうと、後から「なんだかしっくりこない…」という違和感が生じがちです。
■ 婚活でも“自分を知る”ことが第一歩
婚活では、つい「相手に求める条件」から考えがちですが、
本当に大切なのは「自分はどういう人間で、どんな人生を送りたいか」を把握しておくこと。
たとえば:
- 自分は一緒に静かな時間を過ごせる人と合うのか?
- 会話のテンポや価値観の近さを大切にしたいタイプか?
- 将来のライフスタイルにおいて、共働き・家庭優先・転勤可否など、譲れない点はどこか?
…など、こうした軸が明確になると、相手選びも「迷いすぎず、でも納得できる」ものになります。
■ 自己理解の“誤解”に注意!
ときどき、「私はこういうタイプだと思う」と話される方がいますが、実は“思い込み”であることも。
たとえば、
- 「人と話すのが苦手だから結婚に向いてないかも…」と思っていたけど、
 実は、安心できる相手となら自然に話せるタイプだったり。
- 「面倒見の良い人が好き」と思っていたけど、
 本当は“対等な関係”を求めていたり。
婚活では、自分の過去の恋愛体験や家庭環境に影響されて「理想像」をつくっていることもあります。
だからこそ、第三者と対話しながら自己理解を深めていくことがとても有効なのです。
■ アイマット・マリッジのサポート
アイマット・マリッジでは、以下のような方法で会員様の自己理解をサポートしています:
- 入会時のカウンセリングで、性格や価値観を丁寧にヒアリング
- 性格診断やライフスタイルの棚卸しワーク
- 活動中の振り返り面談で、迷いや気づきを整理
さらに、交際中に起こる「モヤモヤ」の背景を一緒に分析することで、
「自分が本当に求めていたのは、こういうことだったのか」と再確認できる場面も多くあります。
■ まとめ:自分を知ることで、出会いは自然に絞られていく
自己理解を深めることは、「選択肢を狭める」ことではなく、「納得できる選択をする」ための準備です。
婚活は“数”だけでなく“質”が大事。
自分に合う人と出会えば、驚くほど自然な関係が築けていきます。
ビジネスで「適材適所」が成果を生むように、婚活でも「自分にとっての最適な相手」を見つけるために、
まずは自分のことを知ることから始めてみませんか?
次回(第99回)は、
**「結婚生活に必要なコミュニケーション力を磨く方法」**をお届けします。
どうぞお楽しみに!
アイマット・マリッジ 代表 鈴木