✅ 第99回 婚活×仕事シリーズ⑨

「結婚生活に必要なコミュニケーション力を磨く方法」

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

職場でも家庭でも、人間関係を円滑に保つうえで欠かせないのが「コミュニケーション力」です。
とくに結婚生活は、毎日の積み重ねが未来を形づくる“共同プロジェクト”。
仕事と違い、数字や成果では評価されにくい分、「心のやり取り」がより重要になります。


ビジネスにおける“伝える力”と“聴く力”

たとえば、プロジェクトチームで「意見が伝わっていなかった」「報告が遅れた」などのズレがあると、
後になって軌道修正に多くの時間を要しますよね。

そんな中で成果を出している人たちは、

  • 相手が何を求めているかを汲み取る“聴く力”
  • 誤解が生じないように丁寧に“伝える力”
  • 困ったときにすぐ相談できる“信頼関係”
    を、日常的なやり取りの中で築いています。

これらはビジネススキルでありながら、実は結婚生活にも直結する力です。


結婚生活におけるコミュニケーションとは?

婚活中、「会話が自然にできる人がいい」「フィーリングが合う人がいい」という声をよく聞きます。
その“自然さ”の背景には、お互いが相手に心を開き、誠実にやり取りする力があります。

たとえば――

  • 感謝の気持ちを言葉にする習慣
    「ありがとう」の一言が、相手の存在価値を伝えます。
  • 違いを否定せず、理解しようとする姿勢
    意見が合わなくても、「なぜそう思ったのか」を尋ねるだけで、対話が生まれます。
  • 報告・連絡・相談”の家庭版
    たとえば、「今日はちょっと疲れていて」「来週こういう予定がある」といった何気ない共有が、心の距離を縮めます。

こうした小さなコミュニケーションの積み重ねが、信頼と安心感のある関係を育てていきます。


では、どうやって“コミュニケーション力”を磨く?

「自分は口下手だから…」と不安を感じる方もいるかもしれません。
でもご安心ください。コミュニケーション力は“才能”ではなく、“スキル”として身につけられるものです。

以下のような工夫を続けることで、確実に伸びていきます:

  • まずは「聴く」を意識: 相手の話にうなずきながら聴くだけで、安心感が生まれます。
  • 日常会話を練習の場に: コンビニの店員さんにひと声かける、職場の雑談にひとこと添えるなど、会話に慣れることが大切です。
  • 自分の気持ちに名前をつけて伝える: 「悲しい」「うれしい」「不安だった」など、自分の感情を言葉にしてみましょう。

アイマット・マリッジのサポート

アイマット・マリッジでは、会員様の**「伝える力」や「聴く力」**を伸ばすための支援も行っています。

具体的には:

  • 交際中のやり取りを振り返る面談
  • LINEや初デート時の「感じの良い言い方」の提案
  • 気持ちが伝わらなかった時の対応方法のアドバイス
  • 必要に応じたコミュニケーションワーク(ワークシートや簡単なロールプレイ)

相談所だからこそ、**“失敗を前提に学べる安心の場”**として活用いただければと思っています。


まとめ

結婚生活は、長い時間を共にするパートナーシップ。
華やかな言葉や特別な演出よりも、毎日の「何気ない言葉のやり取り」こそが、未来をつくる礎です。

仕事の現場で「報・連・相」が成功の鍵となるように、
家庭でも「気持ちの共有」「思いやりの言葉」が、信頼関係を育ててくれます。

今すぐ完璧である必要はありません。
でも「もっと良い関係を築きたい」と思ったその瞬間から、スキルは磨かれていきます。


次回(第100回)は、
**「幸せな結婚生活の秘訣と相談所の役割」**をお届けします。
どうぞお楽しみに!


アイマット・マリッジ 代表 鈴木