おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。
婚活では、どんなに誠実に向き合っていても、
お相手から「今回はご縁がなかったということで…」とお断りされることがあります。
特に、自分が好意を持っていた場合は、
その言葉にショックを受けて、「またダメだった…」と落ち込んでしまうものです。
でも、その“お断り”は、決してあなた自身の価値を否定しているわけではありません。
■ ビジネスの「提案が通らない」も同じ
この状況は、ビジネスでもよくあります。
一生懸命に準備して提案したプロジェクトや企画。
「これなら絶対通るはず」と自信を持って臨んでも、
クライアントから「今回は見送ります」と返される。
理由が曖昧なことも多く、
「何が悪かったんだろう」と自問自答してしまいます。
でも、それは単にタイミングや相手の事情によるもので、
あなたの提案が悪いわけではないことがほとんど。
婚活でも、相手の気持ちや価値観、生活の状況など、
さまざまな要素が絡み合っての「ご縁にならなかった」だけなのです。
■ 「否定」ではなく「相性の違い」
私たちがよく使う言葉があります。
「お断りは“相性の違い”であって、あなたの否定ではない」
たとえば、あるスタッフが交際終了を告げられたとき、
最初は「自分の性格に問題があったのかも…」と落ち込みました。
でも後日、お相手から届いた言葉はこうでした。
「本当にいい人でした。ただ、私が“追われたいタイプ”で、誠実に尽くしてくれる彼に、なぜか距離を感じてしまいました」
これはもう、好みの違い・感覚の違いなのです。
■ 落ち込んだときにしてほしい、3つのこと
- 否定的な言葉を、自分に向けない
「私が悪い」「どうせうまくいかない」と考えるクセを断ちましょう。 - “相手に合わなかっただけ”と受け止める
恋愛もビジネスも、100%全員に好かれることはありません。 - 感情を書き出して整理する
モヤモヤを紙に書くことで、気持ちが落ち着くこともあります。
■ あなたの価値は、出会う相手によって変わらない
人はみな、唯一無二の価値を持っています。
ある人にとって「ピンとこなかった」あなたも、
別の人には「やっと出会えた」と思われる存在かもしれません。
だから、たった一人の“運命の相手”に出会うために、
何度かの「お断り」は、必要な通過点なのです。
■ 最後に
婚活は、気持ちが揺れやすい旅です。
でも、あなたが誰かを大切に思ったその気持ちに、間違いなんて一つもありません。
どうか、自分の心に正直なままでいてください。
そして、私たちはその道のりを、いつでもそばで支えています。
■ 次回予告
次回は、「婚活疲れ」について。
走り続けた結果、気力も体力も尽きてしまったときに、どう回復すればよいのか?
ビジネスでの“バーンアウト(燃え尽き)”との共通点を交えてお話しします。
アイマット・マリッジ代表 鈴木