「お断り」は、あなたの価値を否定するものではない― 断られるたびに、少しずつ前に進んでいる ―

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

婚活では、どんなに誠実に向き合っていても、
お相手から「今回はご縁がなかったということで…」とお断りされることがあります。

特に、自分が好意を持っていた場合は、
その言葉にショックを受けて、「またダメだった…」と落ち込んでしまうものです。

でも、その“お断り”は、決してあなた自身の価値を否定しているわけではありません。


ビジネスの「提案が通らない」も同じ

この状況は、ビジネスでもよくあります。

一生懸命に準備して提案したプロジェクトや企画。
「これなら絶対通るはず」と自信を持って臨んでも、
クライアントから「今回は見送ります」と返される。

理由が曖昧なことも多く、
「何が悪かったんだろう」と自問自答してしまいます。

でも、それは単にタイミングや相手の事情によるもので、
あなたの提案が悪いわけではないことがほとんど

婚活でも、相手の気持ちや価値観、生活の状況など、
さまざまな要素が絡み合っての「ご縁にならなかった」だけなのです。


「否定」ではなく「相性の違い」

私たちがよく使う言葉があります。

「お断りは“相性の違い”であって、あなたの否定ではない」

たとえば、あるスタッフが交際終了を告げられたとき、
最初は「自分の性格に問題があったのかも…」と落ち込みました。

でも後日、お相手から届いた言葉はこうでした。

「本当にいい人でした。ただ、私が“追われたいタイプ”で、誠実に尽くしてくれる彼に、なぜか距離を感じてしまいました」

これはもう、好みの違い・感覚の違いなのです。


落ち込んだときにしてほしい、3つのこと

  1. 否定的な言葉を、自分に向けない
     「私が悪い」「どうせうまくいかない」と考えるクセを断ちましょう。
  2. 相手に合わなかっただけ”と受け止める
     恋愛もビジネスも、100%全員に好かれることはありません。
  3. 感情を書き出して整理する
     モヤモヤを紙に書くことで、気持ちが落ち着くこともあります。

あなたの価値は、出会う相手によって変わらない

人はみな、唯一無二の価値を持っています。
ある人にとって「ピンとこなかった」あなたも、
別の人には「やっと出会えた」と思われる存在かもしれません。

だから、たった一人の“運命の相手”に出会うために、
何度かの「お断り」は、必要な通過点なのです。


最後に

婚活は、気持ちが揺れやすい旅です。
でも、あなたが誰かを大切に思ったその気持ちに、間違いなんて一つもありません。

どうか、自分の心に正直なままでいてください。
そして、私たちはその道のりを、いつでもそばで支えています。


次回予告

次回は、「婚活疲れ」について。
走り続けた結果、気力も体力も尽きてしまったときに、どう回復すればよいのか?
ビジネスでの“バーンアウト(燃え尽き)”との共通点を交えてお話しします。


アイマット・マリッジ代表 鈴木