「どうせ私なんて」と思ってしまうときに― 自己肯定感と、“小さな一歩”の力 ―

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

婚活をしていると、ふとしたことで気持ちが沈んでしまう瞬間があります。

「また断られた…やっぱり私なんて…」
「うまくいっている人がうらやましい」
「そもそも自分に魅力があるのかな…」

こんなふうに、自分を責めたくなること、きっと誰にでもあると思います。

でも、その感情を抱くこと自体は、決して悪いことではありません。


ビジネスの現場でも「自己肯定感」が鍵だった

私はかつて、保育園法人の本部にいた頃、
人事評価や人間関係に悩む職員の相談に乗ることが多くありました。

ある日、一人の先生が言いました。

「私、全然できてないと思っていて…」
「他の先生みたいに明るくもないし、アイデアも出せなくて」

けれど、実際にはその先生のクラスはいつも穏やかで、
保護者からの信頼も厚い。

私はこう伝えました。

「あなたの強みは“安心感”ですよ。それは、誰にでも出せるものじゃない。」


婚活でも“見えていない自分の魅力”がある

婚活でも同じです。
自分では「足りない」と感じているところが、
実は相手から見たら「心地よい」と思われていることも多いのです。

でも、自分で自分の価値を見失っていると、それが伝わりません。


自己肯定感は「完璧になったら湧く」ものではない

完璧な自分になれたら、自信がつく。
そう思ってしまいがちですが、実際は逆なんです。

「ちょっとがんばれた自分」を、自分で認めてあげること。
それが、自己肯定感を育てる一番の近道です。

たとえば:

  • お見合いに申し込めた
  • プロフィールを見直せた
  • 緊張しながらも初対面の相手と話せた

それだけで十分、自分を褒めていいんです。


あきらめず、気持ちを整える場所として

私たちは、落ち込んだときや不安なときこそ、
「ひとりにさせない」ことを大切にしています。

誰かに話すことで、気持ちが整理され、
「よし、もう一度やってみよう」と思えることもあります。

私は、これまで人と人の間をつなぐ仕事の中で、
たくさんの“あきらめなかった人”を見てきました。

そのたびに、人は変われるし、前に進めるということを、私自身が教えられてきました。


最後に

「どうせ私なんて…」と思ったときは、
深呼吸して、今日できた“ひとつのこと”を見つけてみてください。

婚活は、あなたの“欠点”を直すための活動ではありません。
あなたの“価値”を思い出すための活動です。


次回予告

次回は、「運命の人って、本当に“いる”の?」というテーマで、
“ご縁”の捉え方についてお話しします。


アイマット・マリッジ代表 鈴木