おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。
婚活のご相談を受けていると、
よくこんな声をいただきます。
「条件はいいんだけど、なんとなく違うんです」
「話は合うんですけど、なぜかピンとこなくて…」
この“なんとなく”や“ピンとこない”という感覚、
つまり「フィーリング」が婚活の中ではとても大事にされます。
■ 「フィーリング」は説明できない。でも、無視できない
たとえば、あなたが会社で一緒に働くメンバーを思い浮かべてみてください。
- 業務上はスキルが高くて頼れるけれど、どこか話しづらい人
- 特別な実績はなくても、なぜか自然に会話ができて安心できる人
どちらと一緒に仕事をしたいと思うでしょうか?
おそらく多くの方が、**「一緒にいて心地いい人」**を選ぶのではないでしょうか。
婚活もこれと同じです。
結婚は「毎日を共に過ごす」パートナーを選ぶこと。
だからこそ、“条件”以上に“感覚的な相性”が大切なのです。
■ フィーリングは「無意識の情報処理」から生まれる
心理学の分野では、フィーリングは
「相手の表情、間合い、話し方、雰囲気」などから脳が瞬時に判断しているとされています。
つまり、それは頭で考える前に身体が感じているサイン。
就職の面接やプレゼンでも、
「この人とは気が合いそう」とか「安心して任せられる感じがする」といった印象は、
論理ではなく“空気感”で決まることも多いですよね。
婚活におけるフィーリングも、まさにこの「直感的な安心感」です。
■ フィーリングが合いやすい人の特徴とは?
- 相手の話を遮らず、自然に受け止めてくれる人
→ 会話に“圧”がないと、安心して話せます。 - 自分の価値観を押しつけない人
→ 違いを認め合える関係は、長く続きます。 - 身だしなみや言葉づかいに丁寧さがある人
→ 無意識に「丁寧な人だな」と好印象につながります。
■ 「条件より感覚」を信じることも、立派な選択です
婚活が長くなると、どうしても「年収」「職業」「住まい」など、
数字やスペックで判断したくなります。
でも、最終的に結婚生活を支えるのは、
「一緒にいて疲れないか」、「何も話さなくても落ち着けるか」
といった目に見えない安心感だったりします。
条件にとらわれすぎず、自分の感覚を信じることも大切です。
■ 最後に
「フィーリングって曖昧すぎて頼りない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、それは**心が無意識に出してくれている“あなたに合うサイン”**でもあります。
私たちはその感覚に耳を傾けながら、
あなたが心地よく感じるご縁を一緒に探していきます。
■ 次回予告
次回は、「『相談できる誰かがいる』婚活の安心感」についてお話しします。
一人で抱え込まず、誰かに頼ることがなぜ大事なのか、
その理由と実例を交えてお届けします。
アイマット・マリッジ代表 鈴木