「フィーリングって曖昧だけど、なぜ大切にされるのか?」― “理屈じゃない相性”の正体を考えてみましょう ―

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

婚活のご相談を受けていると、
よくこんな声をいただきます。

「条件はいいんだけど、なんとなく違うんです」
「話は合うんですけど、なぜかピンとこなくて…」

この“なんとなく”や“ピンとこない”という感覚、
つまり「フィーリング」が婚活の中ではとても大事にされます。


「フィーリング」は説明できない。でも、無視できない

たとえば、あなたが会社で一緒に働くメンバーを思い浮かべてみてください。

  • 業務上はスキルが高くて頼れるけれど、どこか話しづらい人
  • 特別な実績はなくても、なぜか自然に会話ができて安心できる人

どちらと一緒に仕事をしたいと思うでしょうか?

おそらく多くの方が、**「一緒にいて心地いい人」**を選ぶのではないでしょうか。

婚活もこれと同じです。
結婚は「毎日を共に過ごす」パートナーを選ぶこと。
だからこそ、“条件”以上に“感覚的な相性”が大切なのです。


フィーリングは「無意識の情報処理」から生まれる

心理学の分野では、フィーリングは
「相手の表情、間合い、話し方、雰囲気」などから脳が瞬時に判断しているとされています。

つまり、それは頭で考える前に身体が感じているサイン

就職の面接やプレゼンでも、
「この人とは気が合いそう」とか「安心して任せられる感じがする」といった印象は、
論理ではなく“空気感”で決まることも多いですよね。

婚活におけるフィーリングも、まさにこの「直感的な安心感」です。


フィーリングが合いやすい人の特徴とは?

  1. 相手の話を遮らず、自然に受け止めてくれる人
     → 会話に“圧”がないと、安心して話せます。
  2. 自分の価値観を押しつけない人
     → 違いを認め合える関係は、長く続きます。
  3. 身だしなみや言葉づかいに丁寧さがある人
     → 無意識に「丁寧な人だな」と好印象につながります。

「条件より感覚」を信じることも、立派な選択です

婚活が長くなると、どうしても「年収」「職業」「住まい」など、
数字やスペックで判断したくなります。

でも、最終的に結婚生活を支えるのは、
「一緒にいて疲れないか」「何も話さなくても落ち着けるか」
といった目に見えない安心感だったりします。

条件にとらわれすぎず、自分の感覚を信じることも大切です。


最後に

「フィーリングって曖昧すぎて頼りない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

けれど、それは**心が無意識に出してくれている“あなたに合うサイン”**でもあります。
私たちはその感覚に耳を傾けながら、
あなたが心地よく感じるご縁を一緒に探していきます。


次回予告

次回は、「『相談できる誰かがいる』婚活の安心感」についてお話しします。
一人で抱え込まず、誰かに頼ることがなぜ大事なのか、
その理由と実例を交えてお届けします。


アイマット・マリッジ代表 鈴木