「仕事、土日お見合い、仮交際…正直、限界でした」― 婚活疲れは“がんばりすぎ”のサインかもしれません ―

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

結婚相談所を利用される方の中には、
「出会えるのが嬉しいけど、毎週末が予定で埋まって疲れてしまう」
そんなお声をいただくことがあります。

今回は、実際に婚活経験のあるスタッフのエピソードから、
「婚活疲れ」との向き合い方についてお話しします。


登録直後から、週末は“5人とお見合い”

あるスタッフは、結婚相談所に登録してすぐ、
週末のスケジュールが“お見合いラッシュ”になりました。

  • 土曜日に3人
  • 日曜日に2人

場所を移動しながら、1日に何度も自己紹介を繰り返し、笑顔を保ち、気遣いを続ける。
そのうち、仮交際にも入っていき、さらにやり取りやデートの予定も増えていきました。


平日は仕事、土日はお見合い。心が休まる時間がない

このスタッフは、平日は通常の会社員として働いていました。
そのため、週末が“婚活の本番”。つまり、休む時間がまったくない状態になってしまったのです。

「今日の受け答え、大丈夫だったかな」
「次のデート、どうしよう」
「LINEの返信、ちゃんとできているだろうか」

寝る前も、休日の移動中も、頭の中は常に婚活モード。

最初はやる気に満ちていたものの、次第に「自分の気持ち」がわからなくなり、
ただスケジュールをこなすだけの日々になっていきました。


ビジネスでも同じ。“詰め込みすぎ”は成果を下げる

これは婚活に限らず、ビジネスでも同じです。
タスクを詰め込みすぎたプロジェクトや、余裕のないスケジュールは、
かえってパフォーマンスを落としますよね。

本来「人との関係を育てる時間」は、気持ちにも“ゆとり”が必要です。
仕事でも“空白時間”のあるスケジュールの方が創造力が高まるように、
婚活も「会わない週末」があっていいのです。


■ “ペース配分”を整えるという考え方

結婚相手に出会うには、確かにある程度の「行動量」は必要です。
でも、それが「義務」や「ノルマ」になってしまうと、
あなたの本来の魅力や笑顔が消えてしまうことも。

疲れているときの笑顔と、
心からリラックスしているときの笑顔は、相手にもちゃんと伝わります。

だからこそ、週末をすべて婚活に使うのではなく、心を休める日を作ることも大切なのです。


最後に

婚活に全力で向き合う姿勢は素晴らしいことです。
でも、“がんばりすぎ”が幸せを遠ざけてしまうこともあります。

私たちアイマット・マリッジでは、
一人ひとりの状況や気持ちに合わせて、無理のないペースで進めていくサポートを行っています。

あなたの「疲れた」という声に、まず耳を傾けること。
それも、私たち仲人の大切な役割のひとつだと思っています。


次回予告

次回は、仮交際が同時に3人進行したときの“気持ちの整理”について。
優しさが裏目に出てしまったエピソードも交えてお話しします。


アイマット・マリッジ代表 鈴木