おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。
婚活のご相談を受けていると、よくこんな言葉を耳にします。
「理想が高すぎるのかな、って最近思うんです…」
「もっと条件を下げなきゃダメでしょうか?」
そんなとき、私はこうお伝えしています。
「理想を“下げる”必要はありません。ただ、“整理する”ことは大切です。」
今日は、理想と現実のギャップに悩んだときの向き合い方を、仕事の例を交えてお話しします。
■ 採用の現場でもある、“条件が多すぎて見逃す”問題
たとえば、企業の採用活動。
「英語ができて、営業も強くて、リーダー経験もあって…」と条件を並べすぎると、
本来マッチするはずの人材を見逃してしまうことがあります。
そこで行われるのが「要件の絞り直し」。
**「このポジションに本当に必要な要素は何か?」**を見直し、軸を明確にすることで、
採用のミスマッチが減り、結果として組織がうまく回り始めるのです。
婚活も同じ。
「理想のパートナー像」が曖昧で、条件が多すぎると、
本当に合う人を遠ざけてしまうことがあるのです。
■ 条件は“地図”。でも“ゴール”は気持ち
婚活の初期に希望条件を出すのは悪いことではありません。
でもその条件の多くは、「こういう人なら幸せになれそう」という仮説にすぎません。
実際に会って話す中で、
- 自分が自然体でいられる人
- 安心できるやり取りができる人
- 一緒にいると未来が楽しみになる人
といった“実感”が軸に変わっていくこともあります。
それは「妥協」ではなく、自分自身の本音と向き合った結果なのです。
■ ビジネスでも婚活でも、“軸”のある人は信頼される
企業経営でも、個人のキャリアでも、
成功している人ほど、ブレない“軸”を持っています。
- 短期の利益より、長期の信頼を重視する
- 数字だけでなく、人間関係を大切にする
これは婚活でも同じです。
条件を軸にするのではなく、“どんな人生を送りたいか”を軸にした方が、結果として良いご縁に恵まれるのです。
■ 最後に
「理想を下げる」のではありません。
「理想を言葉にして整理する」ことが大切なのです。
あなたの未来にふさわしいパートナーとは、
きっと“数字”や“条件”では測れない、心の深い部分でつながる方だと思います。
アイマット・マリッジでは、
そうした“気づき”に寄り添いながら、一緒に整理し、見つけていくお手伝いをしています。
■ 次回予告
次回は、気になる方にお断りされたとき、気持ちをどう切り替えるかについてお話しします。
「断られるのが怖くて前に進めない」方へ、心の整え方をお届けします。
アイマット・マリッジ代表 鈴木