断られることも、ご縁の一部かもしれない―「ご縁に“お断り”はつきもの」と思えたら、婚活は少し楽になる ―

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

婚活をしていると、避けて通れないのが「お断り」という経験。
お見合い後に交際へ進まなかったり、連絡が続かなくなったり、時にはお相手から明確な理由も伝えられずに終わってしまうこともあります。

そのたびに、落ち込んだり、自分を責めたりしていませんか?

今日は、“お断り”との向き合い方について、少し違う角度からお話ししてみたいと思います。


ビジネスでも、全員に選ばれることはない

私は以前、芸能関連のマネジメント会社に勤務していた時期があります。
タレントのオーディションや出演交渉の場では、数多くの提案や話し合いを重ねましたが、
すべてが実を結ぶわけではありません。

条件が良くても断られることもあれば、
まったく期待していなかった案件が通ることもある。
まさに、「ご縁次第」でした。

これは婚活にも通じるところがあります。

どれだけ真剣に準備して臨んでも、
“タイミング”や“相性”が合わなければ成立しないこともあるのです。


「相手に断られた=自分に価値がない」ではない

お断りをされたとき、つい自分を否定されたように感じてしまうものです。
でも、それは“合わなかっただけ”であって、“あなたが悪かった”わけではありません。

たとえば、ある方が「誠実で真面目すぎて、会話がやや堅かった」と理由をもらったことがありました。
けれどその方は、別の出会いでは「誠実さに安心した」と評価され、成婚へ進まれました。

つまり、評価は相手によってまったく違うのです。


「ご縁」とは、“すべての出会い”の中から育まれるもの

婚活における“お断り”は、決して「失敗」ではありません。

むしろ、

  • 自分に合わない方向性を整理できた
  • 今後の出会いで大切にしたいことに気づけた
  • 傷ついたけれど、人のやさしさに触れた

そんなふうに、ひとつひとつの経験が、本当に必要なご縁へつながるプロセスになっていくのです。


■ “断られた自分”を大事にする

お断りのあとの時間こそ、自分の本音に向き合えるチャンスでもあります。

  • 無理していた自分はいなかったか
  • 「好かれたい」ばかりを優先していなかったか
  • 本当に自分が望んでいた関係は何か

そうやって内面を整えていくことが、
次の出会いをより自然体で受け止められる自分をつくることにつながっていきます。


最後に

断られた経験は、誰にとってもつらいものです。
でも、そこに意味があったと気づくときが、きっとやってきます。

婚活において「お断り」は、
ご縁を選びとる過程”で自然に起こることです。

あなたが本当に出会うべき人は、
その“先”に待っているかもしれません。


次回予告

次回は、**「“早く結婚しなきゃ”の正体を探ってみる」**をテーマに、
“焦り”との上手な付き合い方についてお届けします。


アイマット・マリッジ代表 鈴木