条件で選ばれる婚活に、疲れていませんか?― 「何を持っているか」より「誰と生きたいか」 ―

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

婚活をしていると、プロフィールに目がいきがちです。

年収は?
学歴は?
住まいはどこ?
家族構成は?

…もちろん、人生をともにする相手ですから、
「生活の基盤」は大切な要素です。

けれど、条件だけで人を見ていく婚活に、疲れてしまったという声も、よく耳にします。


スペックで人を選ぶことの限界

私は、過去に大きな法人の採用業務に携わっていました。
応募書類には立派な経歴や学歴が並びますが、実際に採用して一緒に働いてみると──

「経歴は素晴らしいけど、現場の人たちと噛み合わない」
「人間関係がうまくいかず、数ヶ月で退職してしまった」

そんなことが、少なからずありました。

逆に、「経歴は控えめでも、誠実で周囲に信頼されている」方の方が、
長く活躍することもあります。


結婚も「一緒に働く仲間」と似ている

私は、結婚というのは、人生というプロジェクトを一緒に進めていく“共同事業”のようなものだと考えています。

どれだけ条件が整っていても、
お互いに思いやりがなかったり、会話が通じなかったりしたら、
その“共同事業”はうまくいきません。


条件は、フィルターであって本質ではない

もちろん、条件をまったく無視してよいということではありません。

大事なのは、「条件を見ること」ではなく、
「条件だけで判断しないこと」

どんな人生を歩みたいか、どんな時に嬉しいと感じるか、
そういう“生き方の価値観”が合う人と出会えたとき、
婚活は一気に楽になります。


面倒見の良さを大切にしてきた日々

私自身、かつて人事や組織の潤滑油として働いていた頃、
現場と本部の板挟みになったこともたくさんあります。

でも、“人を条件で見るのではなく、背景や想いを聞いて理解する”ことを大切にしてきました。

婚活においても、「スペック」だけを追いすぎず、
“心のつながり”に目を向けるサポートができたらと思っています。


最後に

スペックや条件は“目安”にはなっても、“答え”ではありません。
あなたの本当の魅力にふさわしい相手は、
数字や肩書きの裏側で、あなたを待っているかもしれません。


次回予告

次回は、「“いつかいい人が現れる”は本当に正しいのか?」というテーマで、
受け身ではない婚活のスタンスについてお話しします。


アイマット・マリッジ代表 鈴木