第137回 子どもが欲しいという願いが強かった女性とのご縁実話シリーズ⑦

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

今回ご紹介するのは、うちのスタッフAさんが経験した、40歳の女性との仮交際のお話です。

彼女はとてもアクティブで、ご自身で会社を経営されている方。普段からきちんと身なりを整えていて、世の中の誰もが「美人」と言うようなタイプの方でした。
お見合い前からアドバイザーを通じて「彼女は子どもが欲しいと強く考えている」という話を聞いており、スタッフAさん本人とのご縁がどうなるか注目されていました。

実際にお会いしてみると、写真通りの美しい方で、少し小柄ながらも清潔感があり、とても感じの良い女性でした。会話もテンポよく進み、スタッフAさん本人自身がせっかちな性格もあって、どちらかと言えば“気が合う”ような印象を持ちました。ただ、その一方で「どこか焦りのようなもの」が彼女から伝わってくるように感じました。

仮交際に進むことになりましたが、アドバイザーからは
「この方は他にも複数の仮交際を進めており、年齢の若い方を選ぶ可能性が高いかもしれません」
とアドバイスを受けていました。

実際、デートの約束を取りつけるにもスケジュールがなかなか合わず、温度感が少し冷めていくように感じたのも事実です。1度だけデートをしましたが、スタッフAさん本人の中には「距離感があるな」という印象が残りました。その後、アドバイザーを通じて交際終了の連絡をいただきました。おそらく彼女の強い希望である「子どもを持つ」という未来像に合う、より若い方とのご縁があったのだろうと感じています。


婚活における「願いの強さ」がすれ違いを生むことも

今回の経験を通じて学んだのは、結婚に対して強い願いがあることは素晴らしい一方で、それが「焦り」として相手に伝わることもある、ということです。特に「子どもが欲しい」というテーマは、年齢や時間の制約があるため、余計に気持ちが前のめりになりやすいものです。

しかし結婚は「条件」だけで成り立つものではありません。お互いに居心地が良く、将来を共に描ける感覚が揃ってこそ、結婚生活は安定していきます。願いが強いからこそ、その気持ちをどう表現し、どう相手に伝えるかが大切だと改めて感じました。

もし今あなたが婚活をしていて「子どもが欲しい」という希望を持っているなら、焦りを隠す必要はありません。ただし、その気持ちを押し出しすぎると、相手にプレッシャーを与えてしまうこともあります。大切なのは、未来への希望を誠実に伝えながらも、「あなたとだからこそ子どもを育てたい」という“相手への想い”をきちんと重ねることです。


アイマット・マリッジでは、会員さま一人ひとりの「結婚観」や「将来の願い」を整理しながら、お相手にどう伝えていくかを一緒に考えています。条件や希望が強ければ強いほど、第三者のサポートによって気持ちが整い、ご縁が実を結びやすくなるものです。


次回は「お見合いではとても良い感じであったので、交際を申し込んだが…」というエピソードをご紹介いたします。


アイマット・マリッジ 代表 鈴木