第142回:婚活と非認知能力って関係ある?

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

「非認知能力」という言葉、最近よく耳にする方もいらっしゃるかもしれません。
簡単にいうと、「学力テストで測れる能力(認知能力)」とは違い、忍耐力・協調性・感情をコントロールする力・他者への共感といった“目には見えにくい力”のことを指します。

実は、この非認知能力は婚活の場面でも大きな役割を果たします。


婚活の現場で起こり得ること

例えば、お見合いの席で思わぬ沈黙が訪れることがあります。
このとき、ただ黙り込んでしまうのか、それとも「少し緊張してしまいましたね」と笑顔で場を和ませるのか。ここに、非認知能力の差が表れます。

また、相手が自分と違う意見を持っていたとき。
「そういう考え方もあるんですね」と受け止められるか、それともすぐに反論してしまうか。小さな場面ですが、相手が「安心して一緒にいられるかどうか」を判断する大事な瞬間になります。


職場での例と似ているところ

コンサルティングの現場でも、非認知能力は重要です。
たとえば、新しい提案をしたときにクライアントが懐疑的だった場合。数字や理論で押し切るのではなく、「なるほど、その懸念はもっともですね」とまず受け止めることで信頼が築かれます。

これは婚活でも同じです。
相手の感じ方や背景を尊重しながら会話を進められる人は、自然と信頼を集めます。


大切にしていただきたいこと

  • 婚活では「学歴・職歴」よりも、相手と向き合う姿勢(非認知能力)が印象を決める。
  • 職場と同じように、違う意見を尊重しつつ前向きに対応できる人は信頼を得やすい。
  • お見合いの小さなやりとりにこそ、人柄が表れる。

婚活を進めるうえで、条件やプロフィールだけでなく「人柄」が大切だとよく言われます。その裏には、こうした非認知能力が大きく関わっています。

だからこそ、少しの練習や意識で変えられる部分を整えておくことは、出会いを実りあるものにしてくれます。

もし「自分は会話が苦手で…」と不安を感じる方がいらっしゃれば、どうぞ安心してください。私たちはあなたの強みを一緒に見つけ、非認知能力を活かした自然な婚活をサポートいたします。


アイマット・マリッジ 代表 鈴木