第163回:結婚相談所では“条件重視”なのに、社会は“多様性重視”──このズレをどうする?

おはようございます。
アイマット・マリッジ 代表の鈴木です。

最近の社会は「多様性」という言葉をよく耳にしますね。
働き方も、家族の形も、そして恋愛・結婚の価値観も人それぞれ。
ところが、結婚相談所では今も「年収」「学歴」「身長」「年齢」といった“条件”で検索されることが多く、どうしても「数字で人を見てしまう」傾向が残っています。

一方で、社会では「スペックよりも人柄」や「多様な幸せの形を尊重する」という流れが進んでいます。
このギャップ──つまり、“社会の理想”と“婚活の現実”のズレに、多くの方が戸惑いを感じているのではないでしょうか。

たとえば、職場では「ジェンダー平等」「多様な働き方」「個性を尊重する」という理念が浸透しています。
しかし、結婚相談所のプロフィールでは「年収〇〇万円以上」「学歴〇〇大学卒」といった条件で検索される。
もしビジネスの世界で“人を数字で評価する”会社があれば、きっと批判されるでしょう。
けれど婚活では、なぜかそれが「仕組み」として当たり前のように存在している。
ここに、今の婚活業界が抱える構造的な課題があります。

では、この“条件重視”は悪いことなのでしょうか?
必ずしもそうではありません。
条件を参考にすること自体は、効率的に相性を探すためのひとつの方法です。
ただし、それだけに頼ると“出会いの幅”が極端に狭くなります。

実際に、当相談所でも「思っていた条件とは違うけれど、会ってみたらすごく話が合った」というご成婚カップルが数多くいらっしゃいます。
人と人の相性は、数字では測れない“空気感”や“波長”がとても大きいのです。

たとえば、仕事の採用面接で「学歴」や「資格」だけを見て採用を決める会社は今、どんどん減っています。
むしろ「価値観」や「チームに合うかどうか」を重視する時代です。
婚活もそれと同じ。
条件で選ぶ”から、“共感で選ぶ”へ。
この考え方こそ、これからの婚活が進むべき方向だと感じています。

📌 ここから学べること

  • 条件はあくまで「目安」であり、「人柄」こそが本当の魅力。
  • 数字で判断する時代から、価値観や生き方を尊重する時代へ。
  • 出会いは“データマッチング”ではなく、“心のマッチング”で決まる。

💡 アイマット・マリッジからのメッセージ
婚活の本質は「条件の最適化」ではなく、「人生の最適化」です。
社会が多様性を尊重する時代だからこそ、婚活の世界でも“柔軟な心”が必要です。
数字にとらわれず、「この人となら自然でいられる」と思える出会いを、私たちは一緒に探していきます。


アイマット・マリッジ 代表 鈴木