運命の人って、本当に“いる”の?― 「選ぶ」より「育てる」ご縁のあり方 ―

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

婚活をしていると、よくこんな声を聞きます。

「運命の人に、まだ出会えていない気がする」
「直感でビビッと来るような出会いがない」
「合う人がいるはずなのに、なかなか巡り合えない」

もちろん、運命的な出会いは素敵です。
けれど私は、これまで多くの人のご縁を見てきて、こう思うようになりました。

「運命の人」は、“出会う”のではなく、“育っていく”ものなのではないか?


ビジネスでも“最初から完璧な相手”はいない

私が総務や人事の現場にいた頃、チーム編成や採用の際に
「この人と仕事がしやすそうだ」と思った人が、
意外と衝突ばかりだったり、

逆に「少し頼りないかな?」と思った人が、
数ヶ月後には一番信頼できる仲間になっていたこともあります。

人間関係って、“時間と経験”の中で深まっていくんですよね。


婚活でも、“出会いの瞬間”より“育て方”が大切

婚活では、「この人と相性が合うかな?」という視点ももちろん大切です。

でもそれ以上に、
**「この人と一緒に、関係性を育てていきたいかどうか」**が
ご縁の鍵になります。


小さな積み重ねが、ご縁を深める

  • お互いに気をつかいすぎた初対面
  • 少しずつ距離が縮まっていくやりとり
  • 一緒に笑えた些細な出来事

そんな小さな積み重ねの先に、
「この人となら、自然体でいられる」と思える瞬間が訪れます。

それが、“運命の人”に“なっていく”プロセスなのかもしれません。


面倒見の良さも、ご縁を“育てる力”

私はこれまで、現場と本部の意見がぶつかったとき、
どちらの立場も理解しながら“つなぐ”役割を担ってきました。

一朝一夕で信頼関係が築けるわけではありません。
だからこそ、対話を重ね、小さなすれ違いを調整していくことで、
関係は育っていくと身をもって感じてきました。

婚活でも、ご縁を育てる覚悟と関わり方が、とても大切です。


最後に

運命の人は、“出会い”ではなく“関係性の中”に現れてきます。

「この人と一緒に、育っていきたい」
そう思える誰かと出会えたとき、
そのご縁は何よりも強く、温かなものになるでしょう。


次回予告

次回は、「ご縁は“タイミング”と“覚悟”で決まる」というテーマで、
出会いを逃さない人の共通点についてお話しします。


アイマット・マリッジ代表 鈴木