おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。
結婚相談所では、お見合いのあと双方が「もう一度会いたい」と思えば「仮交際」に進みます。
そして、仮交際は複数の方と同時進行が可能です。
これは、“比較して選ぶ”という意味ではなく、
「相性を見極めるためのフェーズ」として必要なステップですが――
実際に3人同時に交際が始まると、
気持ちの整理が追いつかないという声も多く聞きます。
今回は、そんな状況に直面したスタッフの体験を元に、
“気持ちの交通整理”について考えてみましょう。
■ 誰も悪くない。でも、どこかに申し訳なさが残る
ある週末、スタッフは3人の仮交際中の方と、それぞれ食事やお茶の約束を入れていました。
どの方も素敵で、それぞれに良さがある。
でも同時に、ふと頭をよぎるのは――
「この人といるときに、他の人のことも考えている自分」への、小さな罪悪感。
ビジネスで言えば、3つのプロジェクトを同時に動かしているような状態。
誰かに集中すると、他の誰かのフォローが薄くなってしまう。
それは決して“悪意”ではないのに、
真面目で誠実な人ほど、自分を責めてしまうのです。
■ 自分の「感情」を優先してもいい
スタッフは、「どの人が条件的に良いか」を冷静に分析しようとしていました。
でも、心が言うことをきかない。
「悪いところがない」=「結婚したい」ではない。
婚活は、感情で選ぶものでもあると気づいた瞬間でした。
そこで私たちがアドバイスしたのは、
- 一人ひとりと向き合う時間を少し減らしてでも、自分の心の声を聞くこと
 - 「好き」とか「安心する」とか、理由のない感情を大切にすること
 
です。
■ ビジネスでも「優先順位」が成功のカギになる
ビジネスの現場でも、複数の案件を抱えるときは、
「どれも大事」ではなく、「今は何に最も集中するべきか」を見極めることが成果につながります。
婚活も同じです。
すべてを平等に進めようとして疲れてしまうよりも、
自分が“自然体でいられる相手”に集中した方が、結果的に良いご縁が深まります。
■ 最後に
仮交際は、あなたの気持ちをゆっくり確認していくための期間です。
だからこそ、焦らず、無理せず、自分の感情を一番に大切にしてください。
あなたが「この人と一緒にいるとき、ほっとする」と感じられる方こそ、
大切なご縁かもしれません。
私たちは、そんな小さな心の声にも寄り添えるサポートを目指しています。
■ 次回予告
次回は、仮交際中に「気遣いしすぎて疲れてしまった」体験談をもとに、
“良い人”になりすぎる婚活の落とし穴をお伝えします。
アイマット・マリッジ代表 鈴木