お見合い調整の舞台裏 〜ただのスケジュール調整ではありません〜
おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。
結婚相談所に入会すると、活動の中で多くの方が経験するのが「お見合い」。
この日程調整や会場の手配など、事務的に見える部分にも、
実は“出会いの質”を左右する繊細なサポートが隠れています。
■ 「ただ空いている日を合わせるだけ」ではない理由
「土曜日の午後なら空いてます」
「駅近ならどこでも大丈夫です」
そういったご希望を元にスケジュールを組むのですが、
私たちはただ“カレンダーを合わせている”わけではありません。
・お仕事の忙しさでお疲れのご様子ではないか?
・お見合いが続いていて少しペースを落とした方がいいか?
・相手の希望を尊重しつつ、会員様に負担がかからないようにできるか?
カレンダーの裏側には、一人ひとりの「気持ちの温度」があるのです。
■ お見合い場所に込める“安心”と“配慮”
私たちが大切にしているのは、お見合い場所の「雰囲気」と「配慮」です。
たとえば…
- あまりに高級すぎるホテルラウンジだと緊張しすぎてしまう方もいる
- 駅から遠く、迷いやすい会場では不安が大きくなることもある
お相手相談所とのやりとりを重ね、
双方にとって**“程よく安心できる場所”**を選ぶことも、私たちの役目です。
これはビジネスでも同じです。
大事な商談で、相手に負担がかかる会場を一方的に指定してしまうと、
信頼関係が築きにくくなってしまいますよね。
■ 「無理させない」日程調整が、次の出会いに繋がる
以前、週末にお見合いを3件連続で入れた方が、
「最後の1人の記憶がほとんどない…」とおっしゃったことがありました。
この経験を踏まえ、
今では「1日に何件がベストか」「心に余裕があるかどうか」を一緒に考えながら調整しています。
**“数をこなす”より、“一つ一つを大切にする”**ほうが、良いご縁に繋がりやすいのです。
■ 気持ちの通訳者としての調整役
お見合いの日時調整は、単なるスケジューリングではなく、
「ご本人の気持ち」と「相手の都合」の橋渡し役です。
たとえば、急な体調不良で日程をリスケする際も、
「キャンセル」と捉えられないように細心の注意を払って連絡を入れます。
このように、“言葉の温度”と“タイミング”を見極めることが、婚活の裏側には多くあります。
次回は、
**「お見合い後のフィードバックは“宝の山”」**をお届けします。
うまくいったとき、いかなかったとき――
そこから何を読み取り、どう次に活かしていくのか。
カウンセラーの役割が最も問われる場面をご紹介します。
アイマット・マリッジ 代表 鈴木