おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。
婚活中、「お見合いやデートで会話が続かない…」「沈黙が気まずい…」と感じた経験はありませんか?
これは意外と多くの方が抱える悩みです。しかし、会話が続かないのは“話し下手”だからではなく、原因が明確でないまま無理に話そうとしているから、というケースがほとんどです。
今回は、会話が続かないと感じる原因を明らかにし、それを改善する具体的な方法をご紹介します。
■ まず“原因”を整理する:問題点はどこにあるのか
ビジネスでも「会議が盛り上がらない」「プレゼンが響かない」といった場面では、まず原因の特定から始めます。
同じように、婚活の会話も次のように分解できます:
- 質問の仕方が単調 or 一方的
- 相手の答えにリアクションが薄い
- 会話の“目的”が共有されていない
- 沈黙を「失敗」と思い込んで焦っている
つまり、「会話が続かない」という悩みは、“話題”の問題ではなく“構造”の問題であることが多いのです。
■ 改善法①:質問ではなく「テーマ」を共有する
「どこに住んでますか?」「ご趣味は?」などの“尋問形式”ではなく、
「最近、〇〇にハマってるんですけど、〇〇さんはどうですか?」のように、自分のことも交えて“会話のテーマ”を投げかけてみましょう。
これはビジネスでも同じで、会議で「意見はありますか?」と聞くだけでは意見は出ませんが、
「最近この施策に注目していて…皆さんの意見も聞きたいです」と方向性を提示すれば自然と会話が広がります。
■ 改善法②:リアクションと“深掘り”を意識する
「へぇ、そうなんですね」で終わらせるのではなく、
「そのきっかけって何だったんですか?」「続けられる秘訣ってあるんですか?」と“深掘り”する習慣をつけましょう。
これは「興味を持っています」というサインでもあり、相手に安心感を与えます。
同時に、自分が話す側になったときも、相手の反応を観察して、話のテンポやトーンを調整するように意識すると、自然なやりとりになります。
■ 改善法③:沈黙を“悪”と決めつけない
実は、沈黙があること自体は悪いことではありません。
ビジネスでも、信頼関係がある上司や同僚とは、沈黙を共有できる時間に「安心感」を覚えることもあるはずです。
婚活でも、「沈黙=失敗」ではなく、「今、お互いを観察している時間」と前向きに捉えることが大切です。
焦って話題を詰め込むより、一つの話題を丁寧に深掘りした方が、“共感”は育ちます。
■ アイマット・マリッジのサポート
当相談所では、会話が苦手な方にも安心して活動していただけるように、
- お見合い前のシミュレーション
- 初対面で使いやすい話題リストの提供
- コミュニケーションのクセのフィードバック
など、実践的なサポートを行っています。
とくに、「どこでつまずいているのか」を一緒に可視化していくプロセスは、
自分を客観的に見つめる良い機会になったと多くの会員様からご好評をいただいています。
■ まとめ
「会話が続かない」という悩みは、必ず改善できます。
大切なのは、「どう話すか」ではなく「どう聴くか」、そして「どう反応するか」です。
会話はキャッチボール。投げっぱなしではなく、受け取り、返す、その“流れ”を意識することが、心地よい関係への第一歩です。
次回(第114回)は、
「期待と現実のギャップにどう向き合い、調整するか」 をお届けします。
どうぞお楽しみに!
アイマット・マリッジ 代表 鈴木