おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。
婚活をしていると、「思っていたのと違う…」という“ギャップ”に直面することがあります。
これは多くの方が経験する、婚活における大きな“壁”の一つです。
理想の条件、出会いの進み方、相手への期待…。
頭の中に描いていた“理想の婚活”と、実際の活動の間にズレがあると、
「このままでいいのか」「自分は本当に結婚できるのか」と悩み、不安になる方も少なくありません。
今回は、そんな期待と現実のギャップにどう向き合い、どのように乗り越えていくかをお話しします。
■ ビジネスでも起きる「理想と現実のズレ」
たとえば、新しい商品を企画しても、市場の反応は理想通りとは限りません。
「もっと売れると思っていた」「反応が鈍い」──そうしたとき、成功する企業は何をするかというと、
- 事実を冷静に分析しなおす
- ターゲットを再設定する
- 商品やプロセスを柔軟に修正する
つまり、「最初の理想を捨てる」のではなく、「現実に適応しながら理想に近づける」のです。
婚活でも同じで、うまくいかないときに「もう無理だ」と理想を手放すのではなく、
現実と理想の“差分”を見える化し、それを埋めていくことが大切です。
■ なぜギャップが生まれるのか? その原因を見極める
婚活でのギャップは、たとえばこんなケースに現れます:
- 「条件は良い人なのに、ときめかない」
- 「交際に進んだのに、思うように気持ちが動かない」
- 「もっとスムーズに結婚まで進むと思っていた」
これらの背景には、理想のパートナー像が曖昧だったり、
自分の本音と向き合いきれていないことが原因になっていることも多くあります。
だからこそ、
「自分が本当に求めているのは“何”なのか」
「どこまでが“譲れない”ことで、どこが“こだわり過ぎ”なのか」
を一緒に整理することが、ギャップを埋める第一歩になります。
■ ギャップは“気づき”のチャンス
ギャップは、理想と現実の「すき間」です。
ですが、見方を変えれば、それは自分の価値観に気づくきっかけでもあります。
たとえば、「見た目がタイプじゃなかったけど、話してみたら安心感があった」
という出会いが、人生の転機になった方も実際にいらっしゃいます。
最初に掲げた理想は、過去の価値観や思い込みに基づいている場合もあります。
婚活を進める中で、自分自身の“アップデート”をしていくことが、現実を理想に近づけるための大きな鍵となります。
■ アイマット・マリッジのサポート
当相談所では、活動の中で感じた違和感やギャップについて、
会員様と一緒に「何が問題なのか」を丁寧に整理する時間を設けています。
- 理想像の再定義
- 価値観の棚卸し
- 優先順位の見直し
これらを通じて、単なる“理想の押し付け”ではなく、“現実の中で理想を叶える”お手伝いをしています。
■ まとめ
婚活の中で「理想と現実のズレ」を感じたとき、
大切なのは、“理想を捨てる”ことではなく、**「理想を再定義する勇気」**です。
現実にしっかりと向き合い、自分の本当の希望に気づくことで、
本当に求めていたご縁に出会える可能性が広がります。
次回(第115回)は、
「“婚活疲れを防ぐセルフケアと心のリセット術」 をお届けします。
どうぞお楽しみに。
アイマット・マリッジ 代表 鈴木