おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。
「自分をうまくアピールできない」「自己PRが苦手で、どう話せばいいかわからない」
——そんな悩みを抱えている方は少なくありません。
婚活における自己PRは、ビジネスで言えば「企画のプレゼン」に似ています。
魅力や価値をきちんと伝えなければ、良い内容でも相手には伝わりません。
けれど、だからといって“自慢”になってしまうと逆効果。
今回は、等身大の自分を伝えつつ、自信を持って自己PRするための具体的な方法をお伝えします。
■ 問題点:「何を話していいかわからない」「話すのが恥ずかしい」
自己PRが苦手な人の多くは、
「自分には特別な経歴がない」
「話が下手だから印象が悪くなる気がする」
「アピールが空回りしそう」
という不安を抱えています。
これは、自己PR=“立派な経歴を話す場”と誤解していることが原因です。
実際には、「あなたがどういう人なのか」が伝わればそれでいいのです。
■ 解決策①:エピソードを交えて話す
ビジネスの現場でも、「数字だけの報告」より「実体験を交えた話」の方が相手に伝わります。
婚活でも、単に「真面目な性格です」と言うのではなく、
「職場で周囲の意見を調整する役割を任されることが多く、責任感を大切にしています」など、
日常のエピソードを交えることで、伝わる印象が格段に良くなります。
■ 解決策②:「相手に伝わること」が目的と心得る
自己PRのゴールは“自分を良く見せること”ではなく、相手が「あなたを知る」こと。
そう考えると、完璧に話す必要はありません。
「自分なりに話せばいい」と気持ちが軽くなり、自然体の良さが出てきます。
また、苦手な方は、あらかじめ「3つだけ伝えること」を決めておくと安心です。
たとえば、
- 自分の性格を表す言葉(例:穏やか、好奇心旺盛)
- 仕事や日常の習慣から伝わる価値観
- 将来どんな家庭を築きたいか
この3つを整理しておけば、自己紹介やお見合いでも自然に話せるようになります。
■ 解決策③:一人で悩まず、第三者の視点を活用する
「何をPRしたらいいかわからない」「自分の良さがわからない」
——そんなときは、相談所のカウンセラーにぜひご相談ください。
私たちアイマット・マリッジでは、会員様の性格やこれまでの人生の流れを伺いながら、
その人らしさが自然に伝わる自己PRの仕方を一緒に考えます。
ご自身では当たり前に感じていたことが、実は魅力的な一面だったという発見も少なくありません。
■ まとめ:あなたらしさこそ最大の魅力
自己PRにおいて大切なのは、“すごさ”ではなく、“あなたらしさ”です。
相手は完璧な人を求めているわけではありません。
等身大の人柄にこそ、人は親しみと安心感を抱きます。
ビジネスで言う「人に伝える技術」は、婚活にも通じています。
自信がないときほど、一度立ち止まり、「伝えたい自分」を明確にすることが、婚活の質を大きく変えるのです。
次回(第119回)は、
「交際を終えると決めたとき、後悔しない別れ方」をお届けします。
どうぞお楽しみに。
アイマット・マリッジ 代表 鈴木