おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。
婚活をしていると、プロフィールやお見合いの場で「いいな」と思う条件がたくさん出てきます。
でも、そのすべてを満たす人に出会える可能性は、正直なところ低いものです。
そんなとき必要なのが、「婚活トリアージ」。
これは、医療現場の緊急度判定のように、条件に優先順位をつける方法です。
ビジネスで言えば、限られた予算や人員の中で「何から先にやるべきか」を決めるプロジェクト管理に近い考え方です。
- 「絶対条件」「希望条件」「あれば嬉しい条件」に分ける
まずは自分の理想条件をすべて書き出してみましょう。
そして、それを3つのカテゴリーに分類します。
- 絶対条件:譲れないポイント(価値観・生活スタイル・将来設計など)
- 希望条件:できれば欲しいけれど、なくても結婚生活は成り立つ条件
- あれば嬉しい条件:プラスアルファの要素
この分類はビジネスでいう「MUST」「SHOULD」「COULD」の優先順位づけと同じです。
- 条件を数字や事例で具体化する
「優しい人がいい」というのは抽象的です。
「落ち着いた口調で話す」「他人の悪口を言わない」など、行動で判断できる形にしておくと迷いにくくなります。
ビジネスでも、目標を「売上を上げる」ではなく「3か月で売上を15%伸ばす」と具体化しますよね。
- 優先順位は時々見直す
活動を続ける中で、「絶対条件」だと思っていたものが「希望条件」に変わることもあります。
逆に、以前は気にしなかったことが「譲れない条件」になることもあります。
これは市場や顧客ニーズが変われば戦略を変えるビジネスと同じです。
条件の見直しは柔軟に行いましょう。
- 条件に縛られすぎない
婚活トリアージはあくまで指針であり、出会いの幅を狭めるためのものではありません。
時には、条件外の人との出会いが人生を大きく変えることもあります。
ビジネスでも、「予定外の提案」が大きな成果につながることがありますよね。
婚活は“戦略的柔軟性”が成功の鍵です。
理想条件は、自分の価値観や未来像を明確にするために必要です。
しかし、それを固めすぎると、本来の目的=幸せな結婚から遠ざかってしまいます。
トリアージを活用しつつ、柔軟に方向転換できる人ほど、出会いのチャンスを広げられます。
もし今、「条件が多すぎて選べない」「逆に何を優先すればいいかわからない」と感じているなら、第三者の視点で整理するのが近道です。
アイマット・マリッジでは無料相談であなたの条件を一緒に仕分けし、活動計画に落とし込みます。
迷いを抱えたままの婚活から、一歩抜け出しましょう。
次回(第121回)は、
**「婚活における“素直さ”の力」**をお届けします。
どうぞお楽しみに!
アイマット・マリッジ 代表 鈴木