✅ 第124回 婚活×コミュニケーションシリーズ②「自分の気持ちを伝えるコツと実践法」

おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。

婚活の現場で、「本当はこう思っていたのに、うまく伝えられなかった」という声をよく耳にします。
気になる人に好意を伝えたいのに恥ずかしくて言えない。
あるいは、違和感や不満を感じても、空気を読んで飲み込んでしまう。

その結果、関係がうまく進まなかったり、誤解が広がってしまうこともあります。

今回は、「気持ちを上手に伝える」ためのコツと、それを実際の婚活の場でどう活かすかをご紹介します。


■ 問題点:伝えないことが“優しさ”になっていないか?

「言わなくても察してほしい」
「気まずくなるくらいなら黙っておいた方がいい」

このような思いは、確かに人間関係ではよくあるものです。
ただ、婚活においては、誤解を生みやすい危険な落とし穴にもなります。

事実として、当相談所でも「交際終了の理由」に「気持ちが見えなかった」「何を考えているか分からなかった」というものが少なくありません。

つまり、「何も言わない」ことが、時には“興味がない”と誤解され、関係を壊す要因になってしまうのです。


■ ビジネスでも重要な「伝える力」

たとえば、職場で自分の考えや懸念をうまく伝えられなかった結果、
・誤解された
・責任の所在が曖昧になった
・チームの方向性がズレてしまった

こうした経験がある方も多いのではないでしょうか。

ビジネスでは「報・連・相(ほうれんそう)」が基本とされるように、伝えることは信頼構築の第一歩です。
婚活でも同じで、「伝える勇気」が誠実さを生み、安心感を育てるのです。


■ 対策①:「事実+感情」で伝える

相手に何かを伝えたいときは、次のようなシンプルな型が有効です。

「〇〇のとき、私はこう感じた」
(例)「返信が少し遅れていた時、心配になってしまいました」

これにより、「責めている」のではなく、「自分の気持ちとして伝えている」ことが相手に伝わりやすくなります。

また、自分の中で整理するためにも、言語化の練習になります。


■ 対策②:「前向きな意図」を添える

ネガティブなことを伝える場合は、その背景にある前向きな気持ちも添えると、印象が変わります。

「もっと話せたら嬉しいと思っていて、だから少し寂しかったです」
「不満というより、不安で…。ちゃんと話しておきたいなと思いました」

こうした伝え方は、相手との関係を深めたいという前向きな気持ちを感じさせ、むしろ好印象につながることもあります。


■ アイマット・マリッジのサポート

私たちは、会員様が「伝えること」に苦手意識を持たないよう、
・感情整理のワーク
・メッセージの添削サポート
・面談時の練習やフィードバック
を通じて、安心して気持ちを伝えられるようサポートしています。

大切なのは、「正解を言う」ことではなく、「自分の言葉で伝える」こと。
そのために、私たちは伴走します。


■ まとめ

「気持ちを伝える」とは、勇気がいることです。
でも、それを乗り越えた先にこそ、信頼関係と絆が生まれます。

言わなければ伝わらない。
伝え方を工夫すれば、関係はぐっと良くなる。

そんなシンプルな真実を、ぜひ婚活でも実感していただければと思います。


次回(第125回)は、
**「交際中の不安を軽減する具体的な対処法」**をお届けします。
どうぞお楽しみに!


アイマット・マリッジ 代表 鈴木