おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。
婚活を進めていると、こう感じることはありませんか?
「私はもっと早く先に進みたいのに、相手は慎重すぎる…」
「相手が急ぎすぎて、こちらの気持ちが追いつかない…」
そう、**お互いの“ペースの違い”**は交際中のよくある課題です。
これは感情の問題だけでなく、婚活の進め方全体に関わる重要なテーマです。
今回は、この“歩調のズレ”にどう向き合い、どうやって尊重し合えるかを考えてみましょう。
■ 事実確認:なぜペースに差が出るのか?
そもそも、ペースに差が出るのは自然なことです。
人それぞれ、
- 結婚に対する温度感
- 過去の恋愛・婚活経験
- 性格(慎重派か即断派か)
- 家庭や仕事の状況
が異なります。
これらが合わさることで、たとえば「3回目で真剣交際を希望する人」と「10回目くらいで気持ちを固めたい人」のように、大きな違いが生まれるのです。
その違い自体が問題なのではなく、ズレをどう扱うかが、関係の行方を左右します。
■ ビジネスにもある「歩調のすり合わせ」
たとえば、あるプロジェクトで「すぐに結果を出したい上司」と、「慎重に段取りを組みたい担当者」がいたとします。
両者が同じ目標を持っていたとしても、進め方にズレがあるとトラブルの元になります。
そこで必要なのが、**歩調を合わせるための「確認」と「調整」**です。
- どこまで進んでいるかの共有
- 目指す時期のすり合わせ
- 意思決定のタイミングの確認
これは、婚活でもまったく同じです。
■ 対策①:「今どの段階か」を明確にする
「どうしてそんなに慎重なの?」
「なんでそんなに急ぐの?」
という疑問は、実は進捗の共有が足りていないサインかもしれません。
- 今どの程度、相手に好意を持っているのか
- 今後の見通しをどう考えているのか
- どんなステップを大切にしていきたいのか
こうした“交際の見取り図”を、定期的に共有することで、お互いの安心感が高まります。
■ 対策②:相手の事情や背景に理解を持つ
たとえば、慎重な相手には、過去にスピード交際でうまくいかなかった経験があるかもしれません。
逆に、早めに進めたい人は、年齢や家庭の事情などで「時間的な焦り」があるかもしれません。
ペースの違いには“理由”がある。
それを知ることで、「ズレ」が「理解」に変わります。
■ アイマット・マリッジのサポート
当相談所では、交際中にペースの違いで悩む会員様の相談に対して、
- 相手の背景や性格傾向の読み取り
- 会話の組み立て方のアドバイス
- 一方に偏らないペース配分の調整提案
を行い、お互いが無理なく歩み寄れるようサポートしています。
「急かすことなく、でも止まりすぎず」
そのバランスを一緒に整えることが、相談所の役割です。
■ まとめ
婚活は「速さ」より「確かさ」が大切です。
お互いのペースが違うのは当たり前。
そのズレに気づき、対話し、調整できることが、信頼関係を築く力になります。
一人で悩まず、歩調がずれたときこそ、相談してください。
私たちは、二人三脚の歩みを支える伴走者でありたいと考えています。
次回(第127回)は、
**「婚活での小さな失敗を次に活かす心構え」**をお届けします。
どうぞお楽しみに!
アイマット・マリッジ 代表 鈴木