おはようございます。
アイマット・マリッジ代表の鈴木です。
婚活を進めていく中で、「周囲の意見」と「自分の気持ち」の間で揺れる場面は少なくありません。
「その人、本当に大丈夫?」「もっと良い人がいるんじゃない?」
あるいは、応援してくれるはずの家族から「急ぎすぎじゃない?」と水を差されることもあるでしょう。
今日は、そうした“外からの声”にどう向き合い、自分の気持ちとどう折り合いをつけるかを考えていきます。
■ 事実確認:なぜ周囲の声に迷ってしまうのか?
婚活は人生の大きな選択ですから、「本当にこの人でいいのか?」という不安が出るのは当然です。
そんな時に、友人や家族からの助言は心に残りやすく、判断を左右する材料にもなります。
しかしその一方で、外部の意見が強くなりすぎると、自分の気持ちがわからなくなることも。
まるで、経営判断で“株主や上司の顔色ばかり見て、自社の方針を見失う”ような状態になってしまいます。
■ 問題点の明確化:意見の背景と影響を整理する
周囲の意見に左右されるとき、まず確認したいのはその意見の「背景」です。
- 過去の経験から来るアドバイスなのか
- 自分を心配しての言葉なのか
- 単なる先入観や偏見なのか
意見は意見として受け止める。でも、その人の視点とあなたの現実は違うという前提を持つことが必要です。
また、自分がその意見をどう受け止めているのかも整理しましょう。
「なぜ気になるのか?」「何が引っかかっているのか?」を明らかにすることで、自分の本音が見えてきます。
■ 対策①:自分の軸を明確にする
婚活は「自分の人生をどうしたいか」を決めるプロセスです。
そのためには、自分の価値観や大切にしたいことをハッキリさせておく必要があります。
ビジネスでいう“経営理念”のように、「自分の幸せとは何か?」「どんな関係を築きたいか?」を軸にすると、他人の意見に振り回されにくくなります。
たとえば、「安心できる関係性を最優先にしたい」「子どもが欲しいからタイミングを重視したい」など、自分の判断基準をもっておきましょう。
■ 対策②:冷静に相談できる人を選ぶ
周囲の意見をまったく聞かないのも危険です。
ときには的を射たアドバイスが、自分の視野を広げてくれることもあります。
大切なのは、信頼できる人を選び、タイミングを見て相談すること。
アイマット・マリッジでは、婚活の進め方や迷いに対して、利害関係なく客観的にアドバイスすることを重視しています。
必要であれば、家族や友人との関係性も含めて、どのように伝えるか、どう距離を取るかなども一緒に考えています。
■ まとめ
人生のパートナーを選ぶのは、あなた自身です。
周囲の意見に耳を傾けることも大切ですが、それに飲まれてしまっては、後悔が残る可能性もあります。
人の意見は「参考」として受け取り、最終的な判断は、自分の価値観と気持ちに基づいて行う。
それが、後悔のない婚活の進め方です。
次回(第130回)は、
**「婚活における“感謝の伝え方”とその効果」**をお届けします。
どうぞお楽しみに!
アイマット・マリッジ 代表 鈴木